空港にて
久方ぶりの海外出張で成田空港カウンターにチェックインした折、チェックインの待ち行列が異常に長いのです。4つのカウンターがすべて塞がっていて、結局、自分の番が来るまでに30分も待ちました。カウンターの上のサインボードには「188便が本日欠航」の旨が掲げられています。つまり、欠航便のお客さんが全てのカウンターで職員と話しているために時間がかかっていたのです。
当然ながら、自分の番が来たときに窓口譲に「どうして4つのカウンターを同じようにオープンにしているのですか? たとえば2つのカウンターを188便専用として、他の2つは他のお客さん用にすれば、こういう事態を防げるのではないですか? 見かけたところ、隣にマネージャーが座っているようですが、一体、彼は何をしているのですか?」とかなり強烈に言ったので、漸く窓口もそのような対応にしたようです。
この国はいつからこんなに臨機応変にフレキシブルな対応ができない、逆に言うとマニュアルどおりの対応しかできない国になってしまったのでしょうか。
全ての問題には予め用意した答えがあり、そのとおりに従っていればとりあえず自分の責任は問われないという仕組みにしてしまったことが、気の利いた中学生位でもこなせることを、大の大人が全くできないこということになってしまったのでしょう。
自分の頭でものを考えることをおろそかにしてきたツケが、この国を精神的なメルトダウンに向かわせているのではないかということを考えさせられた出来事でありました。
