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永峰潤ブログ
永峰・三島会計事務所、かなり不定期な所長のブログ。

感動したこと


今回の震災・原発の騒ぎの中で本当に感動したことが幾つかありました。
ご紹介したいと思います。


1.素晴らしい英国人

最近、仕事を通じて意気投合したイギリス人と昨夜(3月29日)、お酒を飲みました。
彼は30代半ばで既に来日して10年以上、日常レベルでの日本語も全く不自由なく操れます。 

彼は地震のあった翌々日に英国のNGO等と連絡して、いち早く岩手に向かい、2週間ほどぶっ続けで被災者のお世話に当たり、やっと帰ってきました。元々NGOの人ではなく、ほんとに我々同様に普通に働いているビジネスマンです。

多くの皆さんが見聞きしているように、地震の後に福島原発の問題が明らかになるにつれ、外国人の大規模避難が起こり、今や東京の街は殆ど外国人を見かけることがなくなりました。
ちょうど私が独立した20年以上前の東京の風景のようです。

このこと自体は、私は自然なことと思っているので別に驚いてはいません。 
日本人が例えばタイで同様なことに遭遇したら同じようにタイから国外退去すると思いますから。

感動したのは、彼の行動と言動でした。

曰く、「本当に困っているときに救いの手を差し伸べるのが本当の友人だ。」、「人間いつかは死ぬのだから、人としてやることはやり、後悔して死ぬことはしたくない。」、「日本には長年お世話になった。こんなときにご恩返ししなければいつするのか。」

口で言うだけなら簡単ですが、2週間もの間、風呂にも入らず、死の危険を冒してまで(ちなみに津波の余波で実際に死の覚悟をしたときもあったそうです)、我が国の同胞のために尽くしてくれている彼には、全く頭が上がりませんでした。

彼の外国人の友達が全てそうというわけではなく、彼の友達も今度は声かけてくれと言っても、実際に来てくれないかと言ったら皆尻込みしたそうですが。

兎にも角にも、こんな素晴らしい(私の50年余の人生でも本当に感動しました)人間がいることに、また英国という国に、最大限の感謝をしたいです。


2.素晴らしい日本人

この英国人の彼に聞いた話ですが、彼の行った岩手県のほぼ全滅した街では、行政は機能不全に陥っていたのですが、そのことを補完していたのが、街の運転教習所の社長だったそうです。彼は自分の処の教習車を供出し教官に給与を払って(つまり自腹を切って)、物資運搬のボランティアをしていたそうです。

この社長は、いままで社会から恩恵を受けて来たのだ。こういうときにご恩返ししなくて、いつご恩返しができるのか、と言っていたそうです。

ほんとにすばらしい話です。


3.気骨のある経営者

私がかつてお世話になった経営者の方が今回、仙台で地震に遭いました。その後、彼の本拠地である大阪に帰ってきたのですが、ちょうどその次の週に自分が関係している大学と幼稚園の卒業式があるとのことで、翌週すぐに大阪から被災地まで車で行ってしまいました。 

彼は既に齢80歳近くです。 こんなときこそ現地の子供たちに自分が行って気持ちを見せてあげることが大事なのだということだと思います。

私にもこんなことができるだろうか? 恥ずかしくなるばかりです。


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今、東京では、地位もお金もある世間的にはいわゆる立派と言われている人の間でも、「もう日本は終わった。」とか
「政府の危機管理はなってない、東電はどうしようもない。」とか「国債価格の暴落は防げない。」とか
「一刻も早く仕事をリタイヤして海外に移住しよう。」とか、冗談とも本気ともわからない話をしている場面に間々出会います。

皆が立ち上がらなければならない時に、こんなことを言って何のメリットがあるのだろうか。

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自分だけが生きていても、それは生きていると言えるのか。 

人のために尽くすことがない人生で、一体なんのために生きているのか。


そういう哲学的なことを突き付けられています。

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【2011/03/31 10:07】 未分類 | トラックバック(0) |

森元首相のこと

先週の金曜日にインド駐日大使の着任レセプションに行ってきました。

インド人半分、日本人半分合わせて200名くらいという処でしたが、不明を恥じています。それは日印協会の会長が森元首相であることを知らなかったことです。 

私は、他の多くの人と同じように政治家とは付き合ったことがありませんし、知り合いの政治家にもせいぜいパーティ券のお付き合い程度しかなく、殆ど肉声を聞くことを意識的に避けてきたきらいがあります。

しかしながら、誤解を覚悟であえて書くと・・・・・

森首相の話は面白かったです。 短時間であれだけ人を引き付ける話ができる人はそうはいないと思います。すごいと思います。

またインドとの友好関係に大きな足跡を残したこともわかりました。

お決まりのキックバック等々があったかどうかは全く知りませんが、とにもかくにも、ああいう風にある程度押し出しがあって人を引き付ける雰囲気が政治家の必要条件なのだとわかりました。

残念ながら彼は英語がだめでしょうから、もしも英語であのくらいのスピーチができれば国際社会でもそれなりになるのだろうと思います(ベルルスコーニよりはずっといい?)。

と、このメールを書いていて突然思い出したのですが、そういえば20年くらい前に知り合いの弁護士主催の10名位の内輪の会に菅現首相がやってきてスピーチをしたことがありました。

全く心を打たなかったことを思い出しました(今まで全く忘れていたくらいですから)。

明らかに人物の大きさの差を感じました。

で、森元首相と我々の間を結ぶのは後援会にでも入っていない限り、マスコミしかなくマスコミの論調もいつもながら任期の後半は否定的でしたから、当然その人となりはわかりませんでしたが、今回、多少なりとも話を聞いてみると、それなりの人物であるという気がしました。

要は・・・・・・

マスコミには何故か人を蹴落とすという悪習があって、清濁併せのんで政治家になるような人物はそれなりであるのに、何故か匿名性のもとに何でもかんでも引きずり落とすことが義務であると勘違いしていないでしょうか。

人物がいないのではなくて、人物をださせない。

そんな気がしてしまいました。

森元首相がいいとも悪いとも、それは私にはわかりません。

【2011/03/08 12:17】 未分類 | トラックバック(0) |

人心荒廃

今回の京大入試不正事件は何気ないようで、実は日本人の根幹が崩れてきていることを感じさせる事件だと思いました。

昔からこの手の不正はあったのでしょうが、大学入試というような、若者にとっては人生の一大事であるかように重大なイベントでこのような事件が起きるとさすがに日本人の美徳であると言われてきた正直とか誠実というものも、かなり怪しいものになりつつあるのだと思い残念です。

実は、私は2年ほどまえからボランティアベースで公認会計士試験合格者が3年間通わなければならない会計士補修所の補修生クラス担任をしているのですが、ここでも、チーティングが大きな問題となっていることを聞いています。

少なくとも・・・・・・

人様や会社の不正行為を監視・監督する責任がある会計士が、自分からこういう不正をやることは、はっきり言って会計士になる資格は全くないと思っていましたが、かたや補修生の立場からいえば、要は大学の期末試験でカンニングする程度の感覚かもしれなく、悪い行為ではありますが、まだ情状酌量の余地はあるのかもしれないと最近は思っています。

しかしながら・・・・・・

こと大学入試となると情状酌量の余地はまったくなく、世に言うツィッター等では相も変わらずわけのわからない連中がよくやった的なコメントを流していますが、根本の問題は、やはり日本人のもっとも日本人たるべき心根、その芯があたかも溶解してしまったのではないかと感じる次第です。

その原因は・・・・・・

小沢にあると思います。 敢えて牽強付会させていただければ、

世の権力者が、細かいくだらない屁理屈をつけて、世間様からみると、全く許せない不正を行っているのにもかかわらず、その地位に居続けることが、どれだけ後世の若者に悪影響を及ぼすか、この希代の政治家は分かっているのでしょうか?

おそらく彼が死んでも、その名前は田中角栄や吉田茂のように後世まで刻まれる可能性は皆無でしょうし、それだからこそ、せめて散り際位、政治家としての倫理的責任をとるべきであるのに、この往生際のわるさ。

こういう不正がまかり通ることが世の中にいかほどの悪影響を与え続けているか理解に苦しみます。

進退の汚い人はそれなりの天罰が下るのだろうと思います。

合掌。
【2011/03/03 16:00】 未分類 | トラックバック(0) |

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