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永峰潤ブログ
永峰・三島会計事務所、かなり不定期な所長のブログ。

歌舞伎考察

1月に大雪が降った日の昼に新橋演舞場に歌舞伎を見に行きました。

実はこの齢にして歌舞伎を見に行くのは初めてでした。
正直、洋物にはなじみがあるのですが、日本古来の演芸(ですよね)は落語を除くと余り見たことがなかったので、今回、詳しい友人に頼んで見に行きました。

ここでは、そこでのトリビアな感想(中身と関係ない!)を二つだけ書きます。

椅子の座り心地が悪い。
今や映画館もゆったりした椅子を用意している時代に、あの椅子は
座り心地が悪くつかれてしまいます。明らかにサイズが昔の日本人に
合わせているようです。 ちょうど国技館の相撲升席を大人4人で座る
ことが殆ど不可能なように、あのサイズは耐えがたい。
新装歌舞伎座はどうなっているのでしょうか。

合計時間が長すぎ
合計で4時間を超えるのは、現在の生活に合っていません。やはり演目を
2つ位にして気軽来れる環境を作ったほうが訴求力が増すと思います。
平日4時間というのは、すでにお客さんの選別が行われているに等しいです。
この点は、やはりサントリーホールで音楽会の方がはるかに分があります。


お話自体は近松の人情ものと、後は筋はたわいなく絢爛豪華なおべべと舞を楽しむという演目でしたが、歌舞伎というように、おそらく江戸時代の庶民は、ああいう華やかなものが受けたんだろうなぁと思いました。それは現代でも同じですが。

で、最後に思ったのは、オペラでもそうですが、この手のものはDVD買ったり、TV中継みても臨場感は絶対にライブで見ないとだめねというのがわかりました。観客との一体感というのはああいうのを言うのでしょう。そういうわけで、結論的には大変面白かったです。


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【2013/01/28 10:48】 未分類 | トラックバック(0) |

タイ訪問

1月第2週にタイに行ってました。

目的はタイで現地事務所開設のフィージビリティ・スタディです。 
すでに1年半前から現地会計事務所とJ/Vの話を始めており、
今回はその詰めが主目的でした。


現在、タイには7000社超の日経企業が進出しているのに対して、
日本人の公認会計士は一説では20人位しかいないとのことで、
日本語による会計サービス提供業者が圧倒的に足りない状況に
あるとのことです。

昨今の尖閣問題による日系企業の中国投資からのシフト先
としても、またアジアにおける製造拠点としても、タイには益々、
日系企業の進出先となる条件がそろっているように思えます。


親日である。
タイへの海外からの投資額は日本が一番多い。
食べ物がおいしい。
国情が安定(タクシン一派とのもめごとは既に恒常化)。
地理的もバンコクはアジアの中心に位置する。
アジア最後のフロンティア、ミャンマーに隣接する。

以上のような条件から、日系企業はタイを選んでいると思います。

ただし、だいぶ以前にこのブログでも取り上げましたが、
我々の職業は圧倒的に英語を話す数が少ないので、
お客様が進出している⇒日本語での会計サービスが必要である
⇒進出してサービス提供する。ということが分かっていても、
実際に現地でコミュニケーションを行い会計サービスを提供する
というのは、簡単なハードルではなく、我々も現在進行中で
問題を解決しつつあるところです。

タイの英語普及率はシンガポールの比ではない処
(実際のタイ人とのコミュニケーションをどうするのか)も、
シンガポールに比べてタイに進出する会計士が少ない理由のよう
です。

でも、日本人がこれからも生きて行くには、アジアとのリンクが
必須でありその点からこれらの問題を直視し、それを乗り越えて
行けたものだけが、これからの世の中でサバイブできるのだろう・・・
と信じて何とか解決の糸口を探しています。

色々な処で相互交流が始まっているのだろうなと思います。

【2013/01/21 15:43】 未分類 | トラックバック(0) |

Les Miserablesを視て

映画、Les Miserablesを見ました。自分の中で最も印象に残る小説は西洋だとLes Miserables、日本だと豊饒の海なので、今回、早速、見に行きました。 
春の雪は確か1,2年前に東宝配給でやっていたようですが、どうにも食指をそそられなくて行きませんでした。

ユーゴのこの小説を読了した時の感動は未だに強く心に残っています。何がこの小説を強く印象に残したか自分なりに考えると、やはり、文章の背後にユーゴの今までの人生が見え隠れしているからだと思います。彼の経歴はWIKIPEDIAですぐ検索できますが、波乱万丈というのはこの人のためにあるような気がします。これを起点にデュマ(親子)、バルザック、モリエール、ジッド、ヴァレリー、スタンダール、カミュ等々フランス文学を読んでみましたが(変わったところではモーリス・ルブランやルルーもいますが)、これだけの感動を与えてくれたものでLes Miserablesに代わるものはありません。
その後、パリのユーゴの館に行きましたが、ここは日本語のガイドテープもあるので、ユーゴファンにはお勧めです。

東大生のベスト1小説はカラマーゾフであると1,2年前に出てましたが、ドフトエフスキーの場合はやはりキリスト教が隠れたメッセージであるため、小説の本当のところでの理解には宗教観が避けられないのではなかろうかという疑念(?)を持ちながら読むのに対して(大審問官がこの小説でドフトエフスキーが一番伝えたかったメッセージだと言われてますよね)、Les Miserable は人類普遍のテーマである、その時代に翻弄される人々の生き様なので読みやすいのかもしれません。

映画はよかったです。3時間にも及ぶものでしたが、最後の民衆の歌声やバリケードの場面などの迫力は映画ならではで感動しました。ただ、私の好きなジャベールが自裁する理由や、フォンテーヌがジャン・バルジャンにどうして敵意をいだくようになったか等は、やはり小説を読んでないと映画ではどうしてかわからないだろうと思いました。

目と耳のメディア-映画なのに、目だけのメディア-小説(でもじっくり味わえる)、が優る場合とは、こういうことなのですね。

【2013/01/11 10:08】 未分類 | トラックバック(0) |

ソフトパワーと信頼関係

少子高齢化による経済減速の中で、日本の今後の行方が大きなテーマとなっています。極めて現実的な解決策の一つは成長著しいアジアに打って出て行くことでしょう。 ドイツがユーロ誕生で再生したように我々には世界で最も可能性のある成長エンジンが極めて近い地域に点在しています。

では、アジア周辺諸国とどうやって信頼関係を醸成するか。 今更の大東亜共栄圏でもないでしょう。
私は、(ジョセフ・ナイのいう処ではなく)ソフトパワーが大きなきっかけになるだろうと思います。

日本人はフランスに対していいイメージを持っています。アメリカへもそうでした。ドイツやイタリアに対してもそうでしょう。韓国は竹島が起こる前まで韓流ブームでした。 これらのイメージはすべてファッション、芸術、音楽、映画、食事、留学制度(フルブライト)、車等々をきっかけにし、そこから慣れ親しみが形成されて信頼関係へと繋がっていきます。 勿論、領土問題のような核心的利益が存在する場合は信頼が崩れることも間々ありますが、それは独仏のルール地方だってそうでした。 日常の世界に感覚的に触れることで人は「実存的」に感情を形成していくのだと思います。

この点、日本はすごく有利です。まずは膨大な過去からの漫画文化があります。ドラえもんやピカチューはアジアのキャラクターです。寿司は日本が誇るファーストフード、ファッションや音楽、美術でもアジアの牽引車です。
最近、韓国も映画やK-POP等で急速に国際社会への露出度を増していますが、こと日本海や沖縄トラフ大陸棚での国連に対するヒステリックな節度ない主張をみると、やはり日本がアジアのリーダーであると思います。

アジアの一人当たり国民所得が5000ドル、一万ドルを増加するにつれ、ソフトパワーを基盤とした信頼関係樹立への道を国家戦略に繋げて検討すべき段階なのだろうと思います。
【2013/01/04 10:35】 未分類 | トラックバック(0) |

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