美的感覚の違い
2,3週間前に西武球場でバラのフェスティバルがあって行って来ました。
元来、お花には余り興味ないのですが家人に引かれて行ってみると、日曜日のせいもあり、かなりの盛況で、白いバラ(アイスバーグ)や赤いバラ等の鉢を買ってきたわけです。
で、会場は勿論、英国式庭園、英語で言えばEnglish Garden、・・・で、これを読むと問わず語りに”Sitting in the English Garden, waiting for the sun”と自然にビートルズの曲が頭の中を駆け巡る条件反射なのですが、・・・が中心に備え付けられ、そうこうしているうちに2時間も歩けば素人なりに、そうかそうか、バラは元々、中国とか日本が原産地なのにコンテンポラリー的には(不必要に英語使ってますが)、英国式な庭園に英国産のバラを英国風に飾りつけるのがわが国マダムの目指すべきゴールなのね、というようなことが、うすらうすらわかってくるわけです。
で、ここからはまったく個人の嗜好の問題ですが、やはり肉食人種の飾りつけというのはボリューム感がありすぎて日本人の美意識とは相容れないなぁと思ったわけです。
たしかにEnglish Gardenは美しいよ、でも満漢全席みたいなあのボリューム感は日本人にはツーマッチだなぁとつくづく思うわけです。
昔読んだ何かの本で、日本人のビジネスマンがニューヨークに転勤したとき、アフター5に現地のカルチャースクールに通って、各科目ほとんど優だったんだけど、デザインだけはだめだったと書いてありました。その理由はくだんのビジネスマン氏がたとえば部屋の内装デザインを書くと、かならず先生は後からいろいろ付け足すのだそうです。それがどうにも彼には納得できず、これは美意識の違いだからしょうがないと書いていました。
まさにそれと同じ感覚が英国式庭園なんです。一言で言うと、あまりにごちゃまぜにさぁどうだ的な感じでちょっと我々の美意識と違うんじゃない的な感じです。
これと似た感覚は西洋人のリビングルームに招かれるとわかりますよね。ところ狭しと(実際狭いところも多いんだけど)いろいろなものを並べ立てているあの感覚は、一言で言うと、無粋!
やっぱり日本人は何もない部屋に一輪挿しかなと思うわけです。
こればかりはロジカルな説明は不可能ですよね。
